2017.06.27
ディープリムにしてみよう 1
AACRや富士ヒルが終わりましたが、まだまだシーズンはこれからも続きます。
ヒルクライムにロングライド、ブルベにクリテリウム…
そのまま秋以降はシクロクロスに挑戦という方もいらっしゃいます。
参加するお客様も多く、グループで参加しやすいのがサーキットレース。
比較的安全で、様々なレベルの方が楽しめるイベントとして定番です。
舗装も良く、高低差も少ないサーキットはまさにディープリムの出番です。
25mm 基本の高さです。
軽くて乗りやすいですがサーキットのように加減速が少ないと活かしきれない気がします。
普段使いや、アップダウンのあるルート、加減速が必要な時に軽さを活かしたいです。
40mm 高すぎず、低すぎずの万能感からすっかり定番化したサイズ。
カーボンクリンチャーの進歩もあって、重量増にもなりません。
60mm これぞディープ!な見た目が大事ならこれ位あるといいですね。
少し重量が出ますが、平坦路の伸びは誰もが感じることが出来ます。
ディープリムのメリットはザックリ言うと
高さが増せば「空気抵抗低減によって効率的に回転する=進む≒速度が出しやすい」ということです。
スポークが短くなり、よりレスポンスの良さを実現したモデルも多いです。
一方あえてスポークが短くならないよう設計し、乗り心地を損なわないよう工夫したものもありますね。
デメリットとして「ディープリムは横風に弱い」から乗りにくい・テクニックがいる、
などと言われることが多かったですが
リム幅のワイド化や断面形状のラウンド化で横風対策は十分されています。
少し斜めや横向きに風が吹いている位なら、帆船のように押される感覚すら覚えます。
サーキットや平坦路メインなら50mm以上、
公道でのレースやイベントなら35mm以上から選ぶと使いやすいと思います。
2へ続きます。